何から学べばいいの?【囲碁初心者におすすめの順番・本・コツ】

囲碁 初心者 何から おすすめ 本 ルール 勉強 問題集 詰碁 コツ

私自身、
碁会所で五段、六段の方や野狐で七段、八段、九段で打つような方と比較してしまうと(比較するのも恐縮ですが笑)全然弱いのですが、
一応野狐三段前後で打てているので、いわゆる ” 囲碁初心者 ” は脱しているかな?と考えています。笑

ということで、
囲碁のプロ棋士を目指しているような方はスルーしていただき、
これからゆるく始めて初段くらいになりたい!という囲碁初心者の方へ何から始めるのが良いのか?おすすめの本など含めて紹介していきたいと思います。

1.ルールを知る

囲碁初心者と一言で言っても、
本当に囲碁の ”い” の字も知らないような入門の方から、
囲碁のルールは一通り知っているけど、「20級~30級レベルの初心者なんです。」というある程度打つことは出来る方まで様々ですよね。

私自身は、
『ヒカルの碁』の視聴をキッカケに30歳から家族で囲碁を始めました。

最初は全くルールが分からず、
どうなったら終局(→1回の対決が終わる事)なのか?すら良くわからない状態でした。

ということで何が言いたいか?と言いますと、
レベルの違いはあれど、囲碁初心者が最初に行うべきSTEPは、
1.囲碁のルールを覚える』ということになります。

一昔前に比べると、
Youtubeで囲碁のルール解説をしてくださっている強い方がたくさんいらっしゃるので、
そちらの動画を参考にされるのがおすすめです。

ですが、
情報を耳から入れる(聴覚)のが得意な方もいれば、
目から入れる(視覚)のが得意な方もいるので、
おすすめのYoutube動画と書籍を紹介しておきたいと思います。

囲碁初心者の方におすすめのYoutube動画(ルール理解)

囲碁界の中ではダントツ(?)のYoutubeチャンネル登録者数を誇る関西棋院所属の女流棋士飛田早紀先生。

他にも囲碁のルールを解説してくださっているプロ棋士の先生やアマ高段者の方もたくさんいらっしゃるのですが、
飛田先生の動画は分かりやすいのでおすすめです。

書籍よりも映像で勉強したい!という方にはおすすめです。

囲碁初心者の方におすすめの本(ルール理解)


ヒカルの囲碁入門

私たちが『ヒカルの碁』を見て囲碁に興味を持ったという点や、
図書館で囲碁に関する書籍を探している時に出会ったという点も大きいのですが、
石倉昇先生が書かれた『ヒカルの囲碁入門』はおすすめです。

全く無知の状態である場合、
1周しただけでは全部理解できないかもしれませんが、
2周、3周としてみたり、Youtube動画とダブルでインプットしてみても良いかもしれません。

2.基本詰碁・手筋を知る

囲碁のルールはなんとなくわかったけど、
碁石と囲碁盤を使っての対局はしたことがない!というような方へ、
次のレベルに行くためのおすすめ書籍を紹介したいと思います。

ルールが分かれば、
基本的に打つ(対局する)ことは可能なのですが、
対局を楽しむことと同時並行で、囲碁の技を身につけていくことにより
更に強くなり、より勝てるようになり囲碁が楽しくなります。

その囲碁の技というのが、
『詰碁』と言われるものだったり『手筋』と言われるもので学ぶことができます。

詰碁や手筋に関する書籍は、
それこそ数限りなくあるのですが、
自分のレベルに合った本を選ぶことが重要になります。

入門レベルの場合は、、、


やさしい囲碁トレーニング 手筋と詰碁の超基本

プロ棋士の高尾紳路先生が監修されている上記、
やさしい囲碁トレーニング 手筋と詰碁の超基本』がおすすめです。

非常に簡単な問題から、
少しずつレベルアップしていくので、
順番に解いていくことで確実にパワーアップできます。

3.良いカタチを知る

囲碁を始めたいけど何からやればいいんだ!!という状態から、
ルールを学び、基本的な詰碁や手筋を理解できれば、9路盤や13路盤での対局を楽しめると思います。

ハッキリ言って、
ここまでくれば入門は卒業していると言っても良いでしょう。

ですが、
囲碁の入門は卒業したけど、
更にもう一歩踏み込んで成長したい!というモチベーションの方は、
『3.良いカタチを知る』というステップを経ると良いでしょう。

私自身もしっかり順序立てて学んではおらず、
感覚で打ってしまっているのですが、長期的な目線に立って成長していこうと考えている方にとって
『良い石の形』を覚えることは非常に重要だと思います。

囲碁で言うところの『愚形(ぐけい)』を打たないようにすること。
打った石の精いっぱい働かせてあげること。

そのために、
『良い石の形を知る』というステップは非常に重要です。

石の形に関する書籍もたくさんあるのですが、
初心者の方におすすめの書籍はプロ棋士であり子ども向けの囲碁教室も運営されている三村智保先生の書籍。

『筋がよくなる!勝てる!石の形集中講義』になります。


筋がよくなる! 勝てる! 石の形集中講義 (囲碁人文庫)

繰り返しになりますが、
他にも関連書籍はたくさんあります。

ですが、
個々人の時間は有限ですので
すべての書籍に目を通すのは物理的に不可能でしょう。

ということで、
『石の形』に関してはこの三村先生の書籍1冊をまず覚えることで劇的に囲碁が上達すると思います。
(ちなみに私自身はこの三村先生の書籍最後まで読めていません( ;∀;)汗)

Youtube動画で石の形を学ぶのであれば、
【横浜囲碁サロン】さんの↓コチラ↓の動画か、

もしくは、
【毎日囲碁チャンネル】さんの↓コチラ↓の動画がおすすめです。

 

4.実戦&検討

さて、
ルールを覚えて、
基本的な詰碁や手筋を知って、
良い石の形を理解出来たら、後は『対局』を繰り返すのがおすすめです。

実戦で上手くいく経験や上手くいかない経験を通じて、
次どうすればより良い囲碁が打てるか?改善をしていけば良いのです。

改善に関しては、
自分より囲碁が上手な方に検討してもらうのがおすすめですが、
地方に住んでいる方や知り合い・近所に囲碁の上手がいらっしゃらないということであれば、
囲碁AIの検討機能を活用して自分自身の囲碁を検討することも可能です。

ココは私自身もまだよく分かっていませんが、
AIは使い方を間違えると上達の足枷になる可能性もありますので注意が必要です。

また、
自分より上手の方に教えてもらう』という点に関しても非常に注意が必要だと思っています。

というのも、
【囲碁が強い=囲碁を教えるのが上手】では無いからです。

強いけど言語化出来ない人や
昔の間違った成功体験を強要される方も中にはいらっしゃいます。

『教える』というのは非常に難しく、
『教える側』と『教えられる側』における理解力の差や前提知識の違いによって
効果に大きな違いが出ます。

囲碁の教室に入ったり、
指導碁を受ける際は指導して下さる方が
「相手の理解力に応じて言語化出来る方がどうか?」という点を見極める必要があります。

とは言え、
1度教えて頂かないとわからない!というのが本音でもあるので、
教えていただきたい!と思った先生にまず1度指導頂くのが良いかと思います。

「違うなぁ~。。。」と思ったら、
また別の先生を探せばよいのです。

ということでココまで、
囲碁初心者の方が何からどのように学んでいけば良いのか?
私の個人的な考えをシェアさせて頂きました。

他にも、
囲碁の力(棋力)をアップさせるためには、
無限にやった方が良いことがあると思うのですが
初心者は上記だけでも十分に囲碁を楽しめるレベルになると思います。

限りある時間を有効に使って、
囲碁ライフを楽しみましょう!!

「この本もおすすめだよ~」とか
「このYoutuberさんも分かりやすいよ~」などありましたら、
是非コメントやメッセージを下さると幸いです。

 

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